東京都知事選

 舛添前都知事の辞任後、いよいよ東京都知事選が佳境を迎えています。沢山の候補者が出ておられますが、報道では小池、増田、鳥越の各氏の争いで、小池、増田の両氏が先行する動きのようです。
 東京都知事は、元の猪瀬氏と前の舛添氏がいずれも辞任に追い込まれる形で辞められたので、東京都民のみなさんが両氏の職務執行に満足されなかったということだと思います。誰を選ばれるのかは、もちろん東京都民のみなさまの決められることですが、ちょっと気になることがあります。
 それは選挙戦が、文字どおり人気投票になっているように見えることです。政党が推薦して全面的にバックアップしている場合は、政策はその政党の方針に則るでしょうし、その政党が何をいい、何をしてきたかは多くの情報がありますので、人気投票のようになってもいいのかもしれません。それが政党政治の懐の深さでしょう。
 しかし、今回、小池氏はまったく政党の支援がなく、また、それを売りにされています。一方、鳥越氏は、野党統一候補だそうですが、野党の政策は当然のことながらかなり異なり、それが統一できるというのも不思議な気がします。
 これらから気になるのは、小池氏も鳥越氏も、都知事選は人気投票だと割り切っておられるように見えることです。政治も選挙も遊びではありません。誰に投票するかで自分の職を失ってしまうかもしれないのです。民主党政権のときに体験した方々も多いはずです。
 また小池氏や鳥越氏に共通するのは、一匹狼的で自分のアピールに熱心なところだと思いますが、これは、元知事の猪瀬氏にも前知事の舛添氏にも共通する特色です。東京都民が、二度の辞任劇の後に、三度同じタイプを知事に選ぶのか、あるいは別の選択をするのか、興味深く見守っています。
(H28.7.24)【弁護士 森川】

弁護士ブログランキングに参加しています。
よろしければクリックをお願いします。
にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村
0

この記事へのコメント